はじめまして、ジャニーズWEST

3月25日、大阪城ホールにて行われたジャニーズWESTのコンサートツアー「ラッキィィィィィィィ7」に行ってきた。デビュー直前から応援し始めたがもう丸2年が経とうとしている。ようやくこの目で本物を見ることができたのでその時の感動だったり何だったりを文章に残しておこうと筆を執った次第である。

 

 

 

1月に流れたワイドショーは欲に負けてしっかり観ていたためすべり台からやってくる彼らを今か今かと楽しみに待っていた。

出てきた瞬間から震えが止まらなくて右手のペンライトはうまく振れなかった。

あの金ぴかの衣装で踊り、歌い、会場を駆け回る彼らは確かに今まで映像で何回も見てきたものだった。でもどこか違う、今の彼ら。彼らはいま自分の視野の範囲内にいてパフォーマンスしているんだと当たり前のことを頭の中で実感していた。

ラキスペ、ええじゃないか、バンバンッ‼はテレビの前でひとりずっと見続けていたものだったが目の前で見るとやはりぐっとくるものが違った。バンバンッ‼で大砲打ちまくる神山くんにいつか撃ち抜かれたい。

 

 

Terribleではツインの自信に満ち溢れたパフォーマンスが大好きだった。あのビジュアルを最大限に生かすにはああいう曲がぴったりなのかなと感じる。イマドキっぽい演出だけど、どこか品のある感じが好き。もっとたくさんみて深く掘り下げたいパフォーマンス。

 

迷宮SUMMERのスモーク演出がとにかくツボだった。その中で踊り歌う彼らがとにかく強くてかっこいい。大サビ前に会場の照明が少なくなってモニターで見ると黄色い光の中で歌う彼らがとても幻想的だった。*1

そして圧巻なのは照史くんと濵田くん。「今年の夏こそ」からフェイクまで、美声が会場中に響き渡る。もちろんCD音源も十分美声なのだがこれにコンサートという条件が一つ加わることによってさらに熱がこもった歌声になっているのである。思わず心がざわざわとした。

 

そしてパリマニはいままで少クラの映像しか見てこなかったためいろんな発見があった。「What?」はあの1万5千人の視線ほぼすべて流星くんに注がれる瞬間。センターステージのど真ん中、白いスポットライトを浴びてそう歌うと歓声を一気に浴びるこの感じは一般人には体験することができない瞬間なのでこのときの心境をぜひ流星くんに語っていただきたい。*2

そして、重岡くんの踊り方が本当にツボ。重岡くんの踊り方は無駄な力が入っていない自然な踊り方だと思う。これがパリマニのクラブの中で流れているような雰囲気の曲にはピタッとはまるのかなと感じる。もちろんガッチガチに音にはめてガンガン踊るのもだいっすきなんだけど、重岡くんのつかみどころのない、いつか逃げてしまいそうなあの踊り方でパリマニを踊られるとなんか今まで感じたことのない感情が自分の中からふつふつと湧き上がってくるのである。その感情にぴたりとはまる言葉はまだ見当たらないのだがイメージ的にはフェロモンむんむん放っている感じである。

 

きみメロ、目の前のリフターで望くんがあがってきた。望くんは歌でマイクを持つとき、持っている手の親指以外の四本の指をよく「パタッ、パタッ」と動かすイメージがあって、その時もそれをやっていた。ここでまたこの目で私は本物を見ているんだと感じた。今までテレビ越しに見ていたものが目の前にある不思議。

大サビ、重岡くんと照史くんのソロを見ようとモニターに映る彼らはまた黄色い光に囲まれて歌っていた。幻想的で大好きな空間。*3

うっとり見とれていると突然私の周辺のバナナが動き出した。何事かと思い前を向くと望くんが手を振っているではないか!歌う二人にピンスポが当たるので望くんの周りは暗いけれどあの長い腕を大きく振っていた彼ははっきり見えた。思い出すたびに死にそうになる。

 

 

そしてモンキー。1部レポで何があったのかはなんとなく把握していたので正直いろいろ不安はあったけれど最後までやってくれた彼らに感謝。流星くんは恐怖心があるとは言ったけどよく飛んでくれた!こちら側もひやひやしながら見たが何事もなく成功できたのでよかったかな。ところで「不可能を可能にする」と聞いてそのあとに「有閑倶楽部!」と続けたくなったのは私だけじゃないと信じたい。

 

私が入った公演ではモンキーミッションが成功したのでサインボール投げが。重岡くんがバクステから投げたサインボールはスタンド15列目くらいまで届いていた。かっこよさに身悶えた。

さらに私がいたスタンドの隣のブロックに流星くんがやってきた。リフターで上がってきてより近い位置で投げるかと思ったら投げずにそのまま降りて行ったのには思わず笑った。投げてあげて?と思ったけれど流星くんのあのお顔をより近くで見れたら別にサインボールなんて...。流星くんの顔面is最強。

あと、アカンLOVEは重岡くんだけ様子がおかしかったので全公演の重岡くんのアカンLOVEの様子を見てみたい。少クラいなかったの今でも恨んでるから...

 

 

今回、運よく新曲披露の場に立ち会えたのはうれしかった。曲を初めて聞くときがパフォーマンス込みというのは初めてだった。コテコテの関西ソングで攻めてきた3枚目までのシングル。そして新境地の開拓と思いきやファンの間で若干(いやだいぶ?)不評であった4枚目。4月リリースのタイアップがついた記念すべき5枚目のシングルはいつものWESTとは一味違う爽やかでかっこいいものだった。MC終盤、7人が身に着けていた黒い衣装はとってもかっこよかったしとっても強そうだった。ぜっっったい売れる!!4月から続々とお仕事が決まっている彼ら、売れないわけがない。

異議あり!」の重岡くん、一発目はモニターに出てきたあの「異議あり!」により笑ってしまったけれど、二発目ちゃんと聞くとめちゃくちゃかっこよかった。早くVineでリピートしたい。あと、重岡くんだけ中のシャツが出てて一人だけ衣装に白い部分があるのがデフォルトなのかそれともただの間違いなのか...。

 

Jr.コーナーとして関西Jr.の子たちを見れるのもとてもうれしいなぁ。みんな可愛くて目が足りなかった。前にいた朝田くんにピンスポが当たった瞬間、茶髪だったことに気がつき驚いた。あと「まとくん!」コールが異様に楽しい。「まとくん!」の呼びやすさがすごい。というかまとくんはいつまでも誰にでもまとくんなのがすごい。まとくん!

 

 

後半戦はとにかくバラエティに富んでいてずっと楽しませてくれるWESTさん好きしかない。

 

 

Lovely Xmasのかみしげの尊さったらありゃしない。花道を二人で歩いてきたときは尊さ爆発してたし、この世の幸せがあそこにぎゅっと詰め込まれていた。根本的に目が足りていなかったのでJr.まで見れなかったことが心残り。だから早く円盤化していただきたい(まあ、パリピポのほうを早く円盤化していただきたいのですが)

 

こんな曲作りましたはお兄さん組の同期が全力でふざける曲。演出大天才。そしてコール&レスポンスが楽しすぎる。「照史と崇裕こっち見てぇ~!」「きゃー素敵!」楽しすぎる。これは全員に体験していただきたいし、これをやりに宮城に行きたいくらい。私が入った2部は大サビ前に2人が落ちていくような演出のところ、最後のほうで照史くんが濵田くんにぎゅっと抱き着いていてこちらまで恥ずかしくなった。このお二人は本気で歌うとめちゃくちゃお上手なのに全力でふざけに行くのがなんとも彼ららしい。あとラブクリと同じく目が足りなかったので女装組まで目が回らなかった...。だから早く円盤化していただきたい(2回目)(いや早くパリピポ出そう?)

 

そして神八せんせい!仕上がりの高さに思わず笑ってしまった。いつもあのようにファンサもりもりなのだろうか...。サービス精神旺盛な神八せんせいが勤務されている学校に通いたいばかり。

3.14、粉もん、ホルモンと会場全体で盛り上がるこのブロックはWESTだからできるアゲ曲をまとめたブロックだと個人的には思っている。ジャニーズWESTのパブリックイメージもこれに近いのかな、はたまたこれにしたいのかなと思う。ポップだったり、ロックっぽい曲調に合わせたコテコテの関西弁というのは、イマドキの男の子のビジュアルをした彼らがしゃべりだすと少し離れた関西弁が出てくる面白さと近しいものだと思う。このあたり、また深く掘り下げていくといろんなことが出てきそうではあるが今回は割愛。

 

 

ザ・ジャニーズWESTブロックが終わると今度はギャップで落としてくる、ずるい。パブリックイメージそのままで乗り込むとつるっと足を持っていかれて気づけば引き込まれている。

 

TAMERは曲の世界観に視覚の情報が入りさらにドキドキするものに仕上がっている印象。鞭を振り回すTAMER様がジャニーズWESTや関西Jr.を引き連れて狩る様子はかっこいいというより、なんだかやばいものを見てしまったという表現のほうが正しいかもしれない。

 

Eternalだってそうである。「狂愛三部作」*4の最後のアンサーソングに当たるこの曲は狂気に満ちていて、傍から見ているだけのはずのこちらまでぞくぞくするのだ。TAMERとEternalを続けて持ってきたジャニーズWESTには信頼しかない。いつか「狂愛三部作」を全曲フルで、3曲続けてみてみたいもの。みんなの体が若いうちに絶対やってね。

 

 

そしてズンドコパラダイスである。さっきまで狂気溢れるパフォーマンスをしていたと思えばいきなりズンドコ言い出すのである。つくづくジャニーズWESTわからないし、ギャップが激しすぎるしと思うのだが、そういうところが大好き。その衣装で踊りまくってたはずなのに...気づけばキラキラの笑顔を振りまくアイドルに戻っているのだ。

 

本編最後はマルモウケ。このツアーで初めて披露されたカップリング曲。バラードでしんみり締めるのではなくて、みんなで盛り上がれる明るい曲を最後に持ってくるWESTの心意気が大好きだし、「盛り上がれんのか?」「俺ら次第や!」というコール&レスポンスが楽しかった。センターステージでぐるぐる回転しながら金色のカードふぁっさーーーと振りまくWESTさん、儲かってはりますわ...。

 

最後のあいさつで照史くんは「(次に会う)その時まで笑顔で頑張るんやぞ」と言ってくれた。頑張れ、と口に出して応援してあげることは簡単かもしれないけど「笑顔で」と付け加えられた言葉に心が揺さぶられた。頑張ることはわかっているけど、頑張っている部分に笑顔が付け加えられるとさらにラッキーな気持ちになれるのではないかなと思った。たくさんのラッキーいただけた公演最高しかないね!

 

アンコールはとりあえずスタトロで回ってきた皆さんに必死だったんだけれども、とにかく顔ちっさいし顔きれいやしあそこでまたエネルギー絞り取られた感じ。流星くんの手の振り方は確実に彼女に向けてのそれである。腕を大きく振るのではなくて、学校で見つけてちょっと手を振っとこうかみたいなラフな振り方をするんだな彼は。あの顔面の人にそんなことやられて落ちない人はいるだろうか、いやいない。と思わず反語を使いたくなってしまうのである。少し離れていたので目があった!!!とかいうのはなかったけれど四者四様のファンへの気持ちの伝え方みたいなものを見れた気がしてとても興味深く、そしていい時間だった。

 

 

 

ジャニーズWESTとファンのたくさんの熱が集まるコンサートという場所を実際に体験できてとてもよかった。いろんな思いがのっかったコンサートでそこでしか見ることのできないジャニーズWESTにまた惚れさせられた。今度はどんな楽しませ方をしてくれるのだろうか?その日がいつ来るかはまだわからないけれど、そこまで笑顔で頑張るしかないなと思う。

 

 

 

*1:しかしバナナを振っています。 

*2:もしそれについて流星くんご本人が言及している記事やラジオなどありましたら教えていただけると嬉しいです。

*3:しかしバナナを振っています。

*4:Can't stop、Criminal、Eternalの3曲